Tweet |
![]() |
ラヴクラフトの高弟にして、短篇小説の名手ダーレスの、怖くて優しく、奇妙な物語の数々。少女を守る「ジョージおじさん」の幽霊、夜行列車の個室で待ち受ける物言わぬ老人、ライラック香る屋敷に隠れ住む姉妹…。本書に登場する奇怪な人々は、あなたのそばにいるかもしれません…。
▼収録作品
◇前書き
◇ジョージおじさん
◇パリントンの淵
◇プラハから来た紳士
◇B十七号鉄橋の男
◇幸いなるかな、柔和なる者
◇マーラ
◇青い眼鏡
◇アラナ
◇死者の靴
◇客間の干し首
◇黒猫バルー
◇余計な乗客
◇ライラックに吹く風
◇ミス・エスパーソン
◇ロスト・ヴァレー行き夜行列車
◇ビショップス・ギャンビット
◇マニフォールド夫人
▼著者プロフィール
オーガスト・ダーレス
1909年、米国ウィスコンシン州に生まれる。26年「ウィアード・テールズ」誌に小説家としてデビュー。以降、ホラー、ミステリ、郷土小説など数多くの作品を発表。39年に出版社アーカム・ハウスを設立し、H・P・ラヴクラフトやC・A・スミスの作品をはじめ、幻想文学の刊行に尽力した。71年没。邦訳に『淋しい場所』(国書刊行会)『ソーラー・ポンズの事件簿』(東京創元社)などがある。
中川 聖 (なかがわ しょう)
1961年、東京都に生まれる。英米文学翻訳家。訳書にディーン・R・クーンツ『バッド・プレース』(文藝春秋)、ダグラス・ケネディ『ビッグ・ピクチャー』『報復と幸福』(新潮社)、スティーヴン・キング『1922』(共訳・文藝春秋)、デボラ・クーンツ『私の職場はラスベガス』『規格外ホテル』(東京創元社)などがある。
この商品は、現在ご購入いただけません。
人気キーワード
関連商品