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不朽の名著=オリヴィエ・メシアンによる
作曲技法書が、新訳版で刊行!
1954年に『わが音楽語法』というタイトルで刊行された、20世紀を代表するフランスの作曲家 オリヴィエ・メシアンの作曲技法書が、このたび新訳版として刊行決定!
本書は、現代音楽の巨匠 オリヴィエ・メシアンが後世の音楽家に向け、自らの作曲技法を伝えるために著したもの。
メシアンの技法を知る手がかりとしてはもちろん、音楽への向き合い方や捉え方など、広範に触れられた含蓄のある内容は、現代の音楽家や音楽学習者にとっても何ものにも代えがたい体験をもたらしてくれる。
原書の“Technique de mon Langage Musical”は、1944年にフランスで出版され、日本版は1954年に刊行。今回、新訳版の翻訳にあたっては、音楽上の新しい考え、音組織、表現形式、音素材等が時代とともに変化することを踏まえつつ、メシアンの意図をより忠実に伝えることを意図している。
日本版刊行にあたり、平尾はるな氏、藤井一興氏、小鍛冶邦隆氏による「日本版への序文」も掲載。
▼目次
日本語版への序文(平尾はるな 藤井一興 小鍛冶邦隆)
序論
第1章 不可能性の魅力、およびさまざまな素材の相関性
第2章 ラガヴァルダーナ、インドのリズム
第3章 付加音価を付けたリズム
第4章 リズムの拡大または縮小とそのリズム形の一覧表
第5章 不可逆リズム
第6章 ポリ・リズムとリズム・ペダル
第7章 リズムの記譜法
第8章 旋律と旋律曲線
第9章 鳥たちの歌
第10章 旋律の展開
第11章 リート・フレーズ、2部フレーズ、3部フレーズ
第12章 フーガ、ソナタ、単旋聖歌の諸形式
第13章 和声、ドビュッシー、付加音符
第14章 特殊な和音、和音の房、和音の連結表
第15章 和声外音の拡大、アナクルーズとデジナンス
第16章 移高が限られた旋法
第17章 旋法の転旋と、旋法と長調性の相関性
第18章 私の旋法と、旋法性音楽、無調性音楽、多調性音楽、4分音音楽との相関性
第19章 多施法性
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